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迷いっぱなしの日常と非日常
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うー、ブログが更新できていません。
最近PCがまともに起動しなくなってきたので、そもそもあまり起ち上げていません。
でもXPのサポート終わるし、お仕事にも支障が出てきそうなので、
早々に買い替える予定ではいます。

最近行った展覧会をふたつご紹介。

東學墨画展「東學墨画展」@近鉄アート館

キャッチに「墨の糸が織りなす~」とありますが、本当に
これが墨で描かれているのかと思うくらい、細かい。おそろしい。

そして、學さんといえばやっぱり、な、妖艶な女性満載でした。

小さな会場ですが、大作あり、小品あり、で、写真撮影OK
だったこともあり、うろうろと何周もしました。

學さんご本人もいらしていて、写真撮ったり(お知り合いだったのか、一般のファンの
方だったのか不明)サインしたりされていたのだけど、小心者の私はそれを横目で
ちらちら見るだけで満足(笑)


わたしのマチオモイ帖「わたしのマチオモイ帖」@メビック扇町

こちらは別の日、会社帰りに駅で見かけたポスターに惹かれて
寄り道。

「マチオモイ帖」は、自分にとって大切な町やふるさとの町を、
小冊子や映像にして紹介するというもの。
2011年に最初の一冊が生まれ、そこからたくさんのクリエイターの
方が参加して、全国に広がったそうです。

今回の展示でも、800(!?)もの冊子が所狭しと並べられていて、
とても全部は見切れなかったのだけど、とにかくオモイにあふれた展示でした。

内容も形も見せ方も様々で、手づくりの冊子も結構見られ、造本を見て回るという
点でも面白かった!

わたしのマチオモイ帖 http://machiomoi.net/



近況ついでに、ようやくTwitterを始めました。
手を出さずにいたのですがそうも言っていられなくなりそうで。
ブログよりは、高頻度で発信できると思われますので、私の生存状況などを気にして
くださる方はこちらをチェックしていただければ幸いです。
(使い方はまだよく分かってない)
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今更感が拭いきれませんが、大阪散歩の続きです。

前回歩いた船場という地域は、もともと東西南北を川と堀に囲まれた場所でした。
その北側の境にあたるのが土佐堀川。土佐堀川を越えると、中之島という東西に
広がる中州に出ます。

ここには大阪市役所庁舎があり、また国の重要文化財の建物があったり、
美術館があったりと、政治の中心として、また文化の発信地として重要な地域
なのですが、何より私は、この辺りの「水都大阪」と言うに相応しい景観が好きです。
(いい写真がなくて残念)

中之島にある東洋陶磁美術館に寄った後、次の目的地へ向かおうとしてふと、
こんなものが目に入りました。


こんなところにバラ園が!?
どうみても川沿いの小道なのですが、どうやらこの道の向こうにバラ園があるらしい。
行ってみるしかないでしょう。




花に導かれて、「バラの小径」をたどります。


そしてたどり着いたこちらが、中之島バラ園。写真よりも広いです。


ちょうどいい時期でした。きれいでした。写真を撮りまくりました。

予期せず出会うこんなスポットは、楽しくて仕方ありません。
この後さらに次の目的地付近で思わぬ散策をしましたが、それはまたいつか。
船場は江戸時代から城下町として栄え、現在も大阪市の中心的な
ビジネス街となっている地域です。
碁盤目状に整備された道には、大きなビルが建ち並ぶ一方、
レトロな建造物がいくつも残っており、まち歩きの楽しみがあります。

地下鉄御堂筋線本町駅から北上しつつ歩いて見つけた建物を少しご紹介。

 
【綿業会館】1931年(昭和6年)築/渡辺節設計/ルネサンス風(左)
【生駒ビルヂング】1930年(昭和5年)築/宗兵蔵設計/アール・デコ調(右)

 
【高麗橋野村ビルディング】1927年(昭和2年)築/安井武雄設計/東洋風(左)
【青山ビル】1921年(大正10年)築/スパニッシュ風(右)

 
【旧大阪教育生命保険ビル】1912年(明治45年)築/辰野金吾設計/辰野式(左)
【芝川ビル】1927年(昭和2年)築/渋谷五郎・本間乙彦設計/南米マヤ・インカ風(右)

ここに写真を載せたのはほんの一部です。
事前に調べてそれを目指していくのもいいけれど、何となく歩いていて
ふと興味をひくものに出会うのが、まち歩きの楽しみだと思います。

この日の散策はもう少し続きますが、レトロ建築めぐりはひとまずこれまで。
TATAMU~畳お芝居を観てきました。
わかぎゑふ作・演出『TATAMU~畳』
とても面白かった。

むかしむかし
いつから見たむかしなのか
それともこれは未来か


そんな語りから始まる寓話のような物語。※台詞は正確ではありません。

登場人物たちが発する言葉は、擬音のような単語のみ。
「くう」「ぱか」「はい」「ひら」「ぐら」
でも不思議と、彼らを見ていると意味が、感情が伝わってくる。
その中に、「たたむ」という言葉が度々登場する。
文字通り、畳むという意味だったり、「片づける」だったり「しまう」だったり。
それらは今私たちが使っている「畳む」という言葉の意味から大きく離れては
いないのだけれど、もっと言葉で説明できないいろんな意味が、「たたむ」という
言葉に込められているように思えた。
今にも命の灯火が消えそうな女が、添った男に言う、「たたむ」。

公演後のあいさつで、わかぎゑふさんが、こんな風に言っていました。

震災後、いろんな人が言葉を尽くしていろんなことをやっていた。
自分は、言葉を使わずに、思いを表現しようと思った。

制限された表現故に、感じ取れるもの、考えさせられるものは確かにあると思うのです。

舞台と客席の近さ、段差のない一体感。やっぱり小劇場って好きだなあと、再認識。
宣伝美術は、維新派でおなじみ(私としては)の、東學さん。素敵なフライヤーです。
 
大阪天満宮で行われた天神祭の宵宮を見てきました。

大阪天満宮
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パワーツリー@伊勢神宮
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このブログについて
奈良県を中心に、関西一円の気ままな散策記録…になる予定です。
【さはら/harco】
1970年代生まれ。
2011年より奈良県在住。
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