忍者ブログ
迷いっぱなしの日常と非日常
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

用事があって出かけた帰り道。

いつものごとく道を間違え、知らない場所をテキトウに走っていたら
以前から気になっていたお寺の標識が見えたので、寄ってみました。

そのまま、道路標識や観光案内版を頼りに、葛城市内をつかの間ドライブ。


<當麻寺>
奈良時代に建立されたという東西の三重塔があり(両塔残っているのは日本唯一)、
中将姫ゆかりのお寺でもあります。本尊は當麻曼荼羅。

當麻寺
仁王門をくぐると、背後に山を控え深閑とした雰囲気の境内が広がっていました。
右側、ぼこぼことしているのが二上山。大津皇子のお墓があります。

當麻寺境内 天満宮
當麻寺境内の桜と、當麻寺の東大門を出て少し下ったところにあった天満宮の桜。
桜の花びらのような色の鳥居が印象的でした。


<石光寺>
當麻寺とともに、中将姫にゆかりのお寺。花の寺としても知られています。
本堂はこじんまりとしていますが、お庭がとてもすてきでした。

石光寺 石光寺 石光寺


<二上山ふるさと公園>
二上山の麓にある自然公園。
道の駅が併設されていて…というか道の駅には何度か来たことがあったの
ですが、こんな立派な公園があるとは思っていませんでした。

二上山ふるさと公園
芝生広場。お天気のよい日には、本当に気持ちよさそう。

二上山ふるさと公園池にかかる太鼓橋!
渡らないわけにはいくまい。そこに橋があるならば。

二上山ふるさと公園展望台に続く石段。なんと456段あるらしいです。
この写真で伝わるか分からないけど、あまりの急勾配に
笑いがこみ上げてきたので思わずデジカメを構えました。

え。上る気力は、ありませんでしたけど。
お天気のよい日に挑戦します…。

ちなみにもう少し緩やかな上りコースもあるようです。


散策自体はさっくりまわった程度ですが、
意図せず、なかなかよいコースだったと思います。
PR
奈良の三大梅林のひとつ、賀名生(あのう)梅林に行ってきました。

賀名生梅林

実は少し時期が早くて、2分咲き程度の木もかなりありました。
それでも、丘陵地の急斜面を覆いつくす梅の木2万本は圧巻です。
どこへ行くとも決めずに家を出た、晴れた休日。
ふと思い出したこちらの記事に惹かれて(正確には、紹介されているお店に惹かれて)、
行ってきました。

法隆寺南大門

奈良観光の定番のひとつ、法隆寺。
写真は法隆寺の玄関にあたる、南大門。土壁に歴史の重みを感じます。
奈良県桜井市、初瀬山の中腹に位置する長谷寺は、
『枕草子』や『源氏物語』などの古典文学にも多く登場し、古くから
「花の御寺」としても知られる名刹です。

…と言いつつこの度、真冬のこの時期に詣でたわけですが、、
ただ、ゆっくりと参拝したい方、寺院の静謐な空気感が好きな方には、
決して悪くない季節だと思います。
国宝に指定されている本堂を始めとして、建造物も見ごたえがありました。
今更ですが。

奈良県に居を移して4ヶ月。
大概どこへ行ってもやっていけるつもりでいましたが、
思った以上に奈良の空気は自分に合っているんじゃないかな、と…
都合よく思っていたりします。元気です。

ブログを新しくしてみました。
見たもの感じたこと、いろいろ綴っていけたらいいなと思います。
気が向いたときに、どうぞおつき合いください。

本年もよろしくお願い申し上げます。
春日若宮おん祭りは、春日大社の摂社若宮にて、
870年以上もの間途切れることなく続いている大祭です。

12月17日に行われたこのお祭りのため遠方より来てくれた友人のお供をして、
春日大社へ初参拝を果たしました。

春日大社の鹿
本当に当たり前にいる鹿さんたち。心なしか神々しい?

祭祀は、午前零時、若宮神をお迎えする「遷幸の儀」より始まり、
伝統の衣装を纏った行列が市内を練り歩く「お渡り式」、神事芸能の奉納、
そして翌日の午前零時を迎える前に若宮神を本殿へお還しする「環幸の儀」まで、
24時間の間で執り行われます。

遷幸の儀と環幸の儀は、撮影や照明も禁止されている神聖な儀式。
一般の人も見学はできますが、今回は午後の中心神事を目標に出かけました。

練習風景
お渡り式のための馬慣らし、らしき光景。結構な数の馬が待機していました。

のっぺい
お昼ごはんは境内の茶屋でのっぺい付万葉粥をいただきました。
「のっぺい」は郷土料理の煮物。

神事芸能は15時半頃から始まります。
神楽を始め、東遊、細男、田楽、猿楽、和舞、舞楽などが
7時間程にも亘って奉納されるもので、重要無形民俗文化財に指定されています。

お旅所祭会場
神事芸能が奉納される会場。一番前ではなかなか見れません…。

神楽
様々な衣装の人々がかわるがわる登場し舞を奉納。

奉納舞
寒さも厳しい中、深夜まで続きます!

それなりに防寒対策をしていったつもりですが想像以上の寒さで、
最後までは見ていられませんでした。
でも舞は素晴しく、十分堪能させていただきました!

若宮おん祭りは、伝統芸能の継承、保存という点からも
とても大きな意味を持っているのだそう。
今年は、震災と大水害復興祈願として、約300年ぶりに奉納されるという
舞もありました。

こうした祭祀が今後もずっと継承されていきますように。
 
きまぐれフォト日記
パワーツリー@伊勢神宮
<< 2024年05月 >>
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
このブログについて
奈良県を中心に、関西一円の気ままな散策記録…になる予定です。
【さはら/harco】
1970年代生まれ。
2011年より奈良県在住。
忍者ブログ [PR]